魍魎
魍魎(もうりょう) 鳥山石燕「今昔画図続百鬼」によると、 ―形三歳の小児の如し。色は赤黒し。目赤く、耳長く、髪うるはし。このんで亡者の肝を食ふと云。 とある。 また、多田克己著「百鬼解読(講談社刊)」によれば、 「魍魎」とは「罔両」とも書き、これは本影に対し半影の意であり、半影の不明瞭で拠り所のない様から転じて物の精霊を意味するようになる。 「魍魎」の「魍」とは水の神、木石から生じる精霊を指し、また「魎」とは山林・木石から生じる精霊を指すとある。