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陰摩羅鬼



鳥山石燕「今昔続百鬼」によると”蔵経の中に、初て新たなる屍の気変じて陰摩羅鬼となる、といへり。そのかたち鶴の如くして、色黒く目の光ともしびのごとく羽をふるひて鳴声たかし。と清尊録にあり。”とある。

新しい死人の気が集まった鳥の妖怪。
「百鬼解読」(多田克己著)によると、陰摩羅鬼の「陰」とは仏教では積集・集まり・五蘊を指す。
そして「魔羅」とは、悪魔、魔王の意。
「鬼」は死者の霊、もしくは幽霊の意。
したがって「陰摩羅鬼」とは人の五蘊から生じた魔であり、かつ死者の霊であるという意味。とある。